Miley'sブログ

PTAや保護者会専用サービス 「Miley PTA」、みんなのコミュニティサービス「MIleyこみゅ」を開発、運営しています。

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Mileyこみゅ サービスの機能や今後の開発内容、運営について

PTAや保護者会のみならず、自治会や企業でもご利用頂けるコミュニティサービスとして「Mileyこみゅ」を開発、運営しています。

PCやMacから使えるWeb版、android版、iPhoneiPadで使えるiOS版をリリースしています。

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MIley PTAサービスの機能や今後の開発内容、運営について

PTA、保護者会などボランティアとしてガンバル保護者の方々をサポートする為に、Miley PTAという専用サービスを開発、運営しています。
PCやMacから使えるWeb版、android版、iPhoneiPadで使えるiOS版をリリースしています。

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イマドキPTAになろう!

イマドキの時代に合ったPTAはどういうものか「イマドキPTAになろう!」をテーマに検討しています。

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イマドキPTAになろう!〜 PTAの組織構造と名称について 〜

しばらく台湾に行ってました。臭豆腐はニオイが受けつけなかったけど、他の食べ物は全て美味しくて台湾最高!また行きたいです。

 

名称について

 

PTA内部組織の名称

本部や執行部という名称で一般会員と区別されているPTAが多いかと思います。広報部や委員などもありますね。

なんだか怖いイメージがある名称ではないでしょうか?

本部役員といっても選出されたり立候補で一般保護者が就任しているものです。PTAはボランティアサークルのようなものなので、一般会員と何も変わらないはずなのですが...急に距離が遠くなってしまいます。

すごいモノと誤解させることを意図した名称

本部や執行部、委員などは強制力がある、他の人たちとは違う、権限がある、協力する義務があるなどいろいろとミスリードを誘うことを意図している名称であるように感じます。

日本人だと部とか委員と名がつくものに選ばれてしまったら、ちゃんと参加してちゃんと何かやらないといけないと思ってしまいますよね?

 

役割が人を変える

ja.wikipedia.org

学生を看守と囚人に分けて役割を演じさせていたら本当に看守と囚人の様になっていったという有名な実験です。実験の正当性などに疑問がある点も指摘されていますね。

でも、実際に社会経験があると会社員でも急に役職が付いた人が、身なりに気を使うようになったり、言動が変わったりするのを見てきました。

他にも偉そうにしていた管理職のおじさんが役職定年や左遷でシュンとなってしまったりもします。会社の役職などは収入面や人事権があるなどPTA役員とは異なりますが、役員など肩書きがつくと影響を受ける人も出てきます。

役員になる前と後で人が変わった様になった方もいるのではないでしょうか?

責任感が強く几帳面な人ほど影響を受けやすくなりますし、そんな人ほど役員になりがちですね。

なので、名称を変えるということは楽しんでボランティア活動を行う組織になるためには重要なことだと思います。

どのような名称が良いのか?

本部のままだけど委員会や部会は無くしたなど複数の例がありますが、共通していることは強制をやめてエントリー制にして、組織構造を簡素化しています。

活動内容を見直し、従来の部会や委員を無くし、やりたい人がやりたいことを企画して賛同者にエントリーしてもらう、プロジェクトエントリー制にすることがイマドキPTAの組織改革と思います。エントリー制になんかしたら誰もやってくれなくなるのでは?と思われると思いますが、改革を実行したPTAではエントリー制にしてもやってくれる保護者はちゃんと確保できているようです。強制でイヤイヤやらされる人たちが行う活動と、自ら手を挙げて参加してくれる人たちが行う活動、どちらが「子供のため」「子供たちの笑顔のため」になるでしょうか?自明ですよね。

組織名称の提案

名称は威圧感が無いものであればなんでも良いかと思いますが、例を挙げておきます。

各プロジェクトにエントリーしてくれた保護者で「チーム」を作り、本部は「コアチーム」や「ボランティアセンター」と名称を改めて、各チームのサポートを行います。

エントリー数が足りずに活動できないプロジェクトは保護者に支持されていないものであったと考えて、別のプロジェクトを検討するか応募者だけで活動できる内容を行うようにします。

コアチームの役割は、各プロジェクトのサポートと出納管理、学校との調停役までに簡素化します。従来の本部役員もかなり減るはずです。

子供たちの笑顔につながることを自分たちで考えて実行できること、地域や学校ごとに特色のあるPTA活動にもつながるはずです。 

PTAという名称も変える

PTA(Parent Teacher Association)という名称については、すでにイメージが固定化していると思います。ポジティブに感じる人もいるかと思いますが、多数派としては「やりたくない」「関わりたくない」というネガティブイメージが先行して思考停止、なるべく関わらずにやり過ごしたいとなってしまうかと思います。

PTAから強制加入や強制ボランティアを無くして適正化する声が広まってきているとは思いますが、そもそものPTAという名称が変わらないと真に変わったとは言えないのではないかと考えます。従来のPTAとの違いを説明して理解してもらうにも苦労すると思います。

従来の強制型PTAのイメージを変えるためにも、組織の見直しと合わせて名称も気軽に参加できることが伝わりやすい名称に変えてしまうべきなんだろうと思います。

「これまでのPTAとは違うのだ!」ということをストレートに伝えられる名称にできればと思います。

PTA改革を行った学校の例を見ると

PTAから応援団という名称にしたり、教員を排除して保護者会にしたりなどがありますが、あまり良いとは思えません。PTAのメリットとして教員と話す機会が増えることを挙げる方が多いことがあります。教員がPTA会員である方がその様な場を作りやすいと思うからです。応援団という名称も子供の主体的管理者が学校で保護者はそれを応援するイメージもあります。子供の主体的管理者は保護者であるべきと思いますので、学校を応援するというのも少し違う気がします。

あまり良い例を提案できませんが。。。

  • PTAという名前を変える
  • 応援団や保護者会よりもイマドキPTAになったことをわかってもらいやすい名称

 

新しい名称とそれを表す理念(ビジョン)が欲しい

まだ具体的な名称案ができないのには、その名称が表すべき理念、ビジョンが不明瞭だからです。強制を無くしてエントリー制にした、任意加入にして加入届けを出す様にした、それらだけでは悪いところを直しただけに過ぎない気がしています。

関係者の理解を得る為に説得して回ったりなどの手間と情熱を持って改革していくのに、悪いところを正すだけだとワクワクしないのです。新しく生まれ変わる大義名分、錦の御旗と呼べる様な理念やビジョンが欲しいところです。

これから考えていきたいと思います。

 

登録方法の見直し

ラグビー日本代表、開幕戦勝利おめでとう!ニワカラグビーファンです。

さて...

ユーザを登録するユーザ認証方法と、学校単位での登録方法について、次のリリースに向けて見直しています。

ユーザ認証の見直し

次のリリースには、iOS13から追加されたSign in with Appleに対応しないといけないというハードル高めの作業があります。

iOSでは、GoogleTwitterのOAuthよりも手前でAppleのサインインを出せという俺様ガイドラインも追加されている。もうAppleマジカンベンして。マルチプラットホームで同じUIに出来ないではないか。。。

猶予期間がまだ数ヶ月あるけど早めに対応しないと指摘事項になってしまいそうなので次のリリースで対応したい感じです。

ガチ対応する?

Googleの認証サービスとライブラリを使っているので、Googleさんがちゃんと対応してくれれば良いが、なぜかまだ対応の気配が無い。。。する気がない?

Google側の対応次第ですが、ここまで情報が出てこないのは初めてなので、いつ対応してくれるのかわからない状況。

メールだけにする?

現状では、Googleとメールの2つの認証方法を使っています。

Googleアカウントでユーザ認証できるのは利用者にとって楽なので良いのですが、これを無くしてメールだけにするのもアリかなと思案中。Sign in with Appleの対応も不要になる。(現状のAppleガイドラインだとサードパーティ認証を使うアプリはSing in with Apple対応必須、さらに他のサードパーティ認証よりも前段でユーザに提示しないといけない)

メールアドレス認証にするとパスワードを設定してもらわないといけなくなるので、パスワード忘れに対するサポートが増えるのが嫌だなというところ。

 

もう少し様子を見て決めることにする。

新規学校登録の見直し

投票機能は出来たので、新規学校登録方法も見直しています。現状では、誰でも登録できるようにしていますが、あまり上手くいっていないように見えます。学校登録してもデータが何もないのでどうして良いかわからなくなるのだろうと思います。

マニュアルなどの情報が足りていないことなどもあります。

Webサイトやマニュアルなどのサポート情報を充実させていくこともやっていかなければいけませんが、まずは学校登録方法を見直しておきたいところ。

Webサイトから申し込み制にする

Webサイトにフォームを用意してそこから申し込みをしてもらい、申し込み内容に応じてセットアップするようにしようかと考えています。

この方法の利点はいろいろあるのですが、学校情報の管理者が明確になることで、その後の編集権限の管理がスッキリするところです。運営とユーザの双方にメリットがあります。セキュリティも上げることができます。

これはWebサイト側にはGoogleフォームを設置したので、対応済みで次回のアプリリースにて実施することにします。

イマドキPTAになろう! ~ ベルマーク改善提案 ~

(今週は、千葉の台風被害にあった親類のレスキューに行って少しボランティアをしてきてとバタバタでした。)

ベルマークの改善案についてベルマーク財団にお問い合わせフォームから送ってみたのが1週間前、未だリアクション無しです。

mileypta.hatenablog.com

 

ベルマーク財団のお問合わせフォームが500文字制限だったので、だいぶ簡素化して書いて送ったのでイマイチ伝わっていないのかも知れません。

送った内容の原案を記載しておきます。

一番の問題は手作業でめんどくさいこと!

  • 商品パッケージにマークが印刷されていて切り取らないといけないこと
  • 協賛企業の商品によって点数が変わるので仕分けが必要なこと。

みなさんご存知の通りですね。切り取りや仕分けを仕事を休んでまでやる必要は無いと思いますが、複製不可で集計するには現状ではこれしか手段がありません。

イマドキの改善案は?

イマドキの技術を使えば何とかできるんじゃない?と思いますので考えてみました。

ベルマークをカメラで撮って送れば?
  • ベルマーク自体には個体識別情報が無いので複製可能になってしまう。
  • 物理的にマークを切り取って送ることが複製防止になっている。
ベルマークをQRコードにしたら?
  • 見た目では分かりにくいですが、QRコードは内包するデータにより一つ一つ異なるパターンになってしまいます。つまり、QRコードに同じデータ、例えばホームページのURLなどを内包する場合は同じQRコードを印刷すれば良いのですが、これでは集計ができません。同じQRコードを何度も登録することができてしまいます。
  • QRコードに内包するデータを商品個別に変えるとQRコードを商品個別に印刷する必要が出てきます。これでは企業の製造ラインでの対応がかなり難しくなります。
  • QRコードの中心部分にはデータが入らないので、アイコンなどを印字することが可能です。しかし、ここにベルマークのマーク印字を入れるとQRコードのサイズが大きくなってしまいます。商品のパッケージは他にもいろいろ印字しないといけないので、パッケージデザインの観点からも協賛企業から嫌がられます。
  • 商品の外箱などにベルマークが付いていないとベルマーク対象商品であることが分からなくなりますが、それがQRコードになると商品を購入せずにカメラでQRコードを読み取って登録することが出来てしまいます。そんなことする人は少ないと思いますが、容易に不正できる手法は採用できませんよね。
 バーコードと合わせてみたら?
  • バーコードにはJANコード(商品コード)しかないので、メーカーと商品名は特定できても個体識別ができない。単価の安いお菓子などの商品ではロット程度のトレーサビリティしかない。
  • バーコードに入れられるデータサイズは小さい。個体識別番号も追加することはちと難しいかも。
  • 既存のPOSレジに変更を入れないようにしないといけない。追加のデータを無視してもらうようにしないといけない、テストも必要になる。
ウェブベルマーク

こんな取り組みもされているようです。

楽天などのECサイトで物を買う際にこのサイトを経由して買うことで募金できるよという仕組みのようです。募金名目でアフィリエイトしている的な仕組みでしょうか。

バナークリックで1円寄付というのもあるようです。

ECサイト利用の増加に対応することや、テクニカルには良い方法だと思います。

ベルマーク対象商品を普段の生活の中でチョイスしてついでに買って貢献するという本来のスタイルが崩れてしまいます。何としてもベルマークに寄付した上でモノを買いたいという筋金入りのベルマークサポータでないと満足というか貢献感が得られない気がしますので、主流にはなり得ないように感じます。人間って効率だけで生きてないですからね。。。

ベルマーク財団も紙ベースのビジネスモデルにこだわっているようですので、現状の集計方法が今後も続きそうです。

要件定義

ここまでの内容から、最低限の要求仕様をまとめると

  • 商品がベルマーク対象であることが購入者に一目で判別できること。
  • ベルマーク個別または、商品個体を識別できること。
  • ベルマークの切り取りをしないで、簡単にスマホから登録できること。
  • 商品の個体ごとにパッケージ印刷を変えるなど非現実的な負担を協賛企業に負わさないこと。

 となります。これだけでは、悪いところの改善だけで、改善コスト(費用や手間)と得られるリターン(協賛企業の売り上げアップやPR効果、ベルマーク活動の活性化など)のバランスでは、改善コストだけが増えてしまい、リターンに見合わないので採用には二の足を踏むことが予想されます。

持続可能で発展的なビジョンが必要

ベルマーク活動は、PTAや老人会などの人海戦術を拠り所としてなんとか維持されている仕組みです。特にPTAで無理やりやらされてる人たちがいる現状では、ネガティブイメージを持つ人を増やして広めてしまっています。むしろ中長期的には活動へのネガティブやヘイトを増やしていることになります。

このままでは発展する見通しもなく、維持すらも出来ずに離脱する団体が増えていくことで縮小が続き、いずれは無くなってしまうことは容易に想像できます。集計の負担を減らすことは大切ですが、それだけでは発展に転換させることは難しいでしょう。新しいビジョンとビジネスモデルが必要です。

新しいビジョンとビジネスモデルを考慮した改善提案

ここからが提案の本質で、ベルマークに送った内容です。

新しいビジョン

団体から個人へ!

手作業集計が必要だから団体単位でまとめて送ってもらったり、預金口座の管理も団体単位の方が管理しやすいのが現状です。

少子化が進む上に、団塊世代がいなくなった後の日本では、PTAも老人会もどんどん減っていくでしょう。そうでなくてもベルマーク活動をやめる団体も増えていくでしょう。もはや団体をメインにしたビジネスモデルは限界を過ぎていると思います。

新しいビジネスモデル 

個人でも参加できて報酬を預金できる仕組みが必要です。個人単位でもベルマーク預金を使って商品を購入できたり、寄付できたりする必要があると思います。

購入者がスマホで何かのマークを撮影、Webか専用アプリですぐに登録できるようにするのがイマドキのスタイルのはず。

そうすると、そもそもみんなで集計という行為自体が不要で各自が学校のアカウントにベルマークポイントを購入の都度に貯めていく形になる。 

また、個人を対象にすることで協賛企業商品とのコラボやキャンペーンを実施することもできるでしょう。

カイゼン提案まとめ

  • ベルマーク財団で商品識別番号の生成、発行を管理します。JANコード+16桁くらいの英数字で商品個体を識別できる番号です。
  • ベルマーク対象商品のうち、パッケージ内に紙を差し込める商品については個体識別番号をQRコードにして紙に印刷、対象商品のパッケージ(箱)内に挿し込む。
  • QRコード対象商品については、パッケージのベルマークデザインを少し変える。これは、楽に収集できますよというポジティブなアピールになるのと、切り取って送られるとQRコード登録と二重にカウントされてしまうことを防ぐ意味もある。個人での参加者にも手に取ってもらいやすくなる。
  • 対象商品の購入者はパッケージ内のQRコードをスマホで撮影してWebページもしくは専用アプリから商品の個体識別番号を自分のアカウントに登録する。
  • Web登録の際に企業の商品キャンペーンなどともコラボできる。BOSSコーヒー10本で〇〇を抽選&ベルマーク還元2倍!とか。
  • 個人単位での参加(Webアカウントを簡単に作って預金額を計上してあげる)もできるようにベルマークを拡大することで、参加する消費者の増加や維持、協賛企業も売り上げアップ、参加企業も増える!三方良しを実現する。
  • コンビニ販売の商品(おにぎりとか)だとPOSレジ側の改修でレシートにQRコード印字は可能だけど、コンビニ側がやってくれるか?POSレジの更新時期に合わせて対応してもらうのが良いはず。 

 これが全部実現できれば、PTAで集まって集計するという作業自体が不要になるか、かなり作業量が減るはず。個人参加者も増えて、協賛企業も売り上げアップ、参加企業が増えてもらえる商品も増える!という良い循環になる、はず。また、購入商品の一部からの寄付を受けた人たちから、感謝のメールが写真付きで届くなどタイムリーにリアクションすることもできますね。

応募者とネット上でつながることができますので、Webサイトを見に来てもらうのではなくて、直接お礼のメールを送ってつながりを強化することもできます。

懸念点
  • QRコードの印刷、配送、商品製造工程での紙を入れる工程追加によるコスト増。個体識別番号を財団が発行して、各メーカーの製造工程でQRコードを印刷してパッケージに入れるのであればかなりコストは低いはず。コスト増はたぶん原価数円レベルだと思うけど。 
  • QRコード登録サイトの開発と運用。このくらいなら安価に作ってあげたい。 

 

私自身は幼少期にベルマークを集めていた記憶があるので、無くなってしまうのも切ない。また、老人会なども参加してきてお年寄りは喜んで参加していたりするので続いて欲しい活動だと思います。

関係者へ届くといいなぁ。

 

 

イマドキPTAになろう!〜 ベルマークって何? 〜

 

ベルマーク活動に参加しているPTAはまだまだ多くて、保護者の不満も多い活動であるPTAのベルマーク活動についてサクッと調べてみました。

アナログ手法にPTAも財団も悩んでいる

headlines.yahoo.co.jp

知っているようであんまり知らない、ただただめんどくさいイメージしかなかったのですが、続いている理由があるはず?

ベルマークって何?

主に食品系の会社が集まって売り上げの一部を寄付する為に設立された。60年くらい前。当初の目的は、お金の無い地方の学校などに通う子供の支援金として使うという名目。それにより、ベルマークがついた商品を買うと寄付していることになるので貢献できますよという感じ。

他者への寄付だけでなく、登録団体(PTAや老人会など)単位で1枚=1円で登録口座に預金が出来るキックバックシステムがあること。

溜まった預金を使って協賛企業の商品を購入して学校運営に貢献できると。

協賛企業を抜ける企業が増えて存続の懸念もあったが、文科省がゴニョゴニョしているらしく新たな協賛企業も加わって今も継続している模様。

詳しく知りたい方は、Wikipediaパイセンが丁寧にまとめてくれています。

現在434件の商品が対象となっている

お菓子と文房具くらいかと思ってたら、インクカートリッジやペットボトル、コンビニおにぎり、靴とかバリエーション豊富だった。

https://www.bellmark.or.jp/sponsor/product_search/

困っていること

PTAの保護者などが、パッケージにベルマークが付いた商品パッケージを集めて、ハサミで切り取って、マークごとに分別して、財団に送る。

1枚=1円で100枚集めるのも大変なので、100円募金した方がマシ!と思われても仕方ないところ。最近は高齢者の方々も参加できるようになったので、その方々にはワリと支持されている模様。

平日に仕事を持っている大人が集まってやることではない、というネガティブな意見が増えていることも納得。 一方、財団側でも送られてきたベルマークを手作業で集計して協賛金の中から寄付金を出している。財団側でも処理が追いつかずに送られてきたベルマークが積み上がっている状態。

三方良し(サンポウヨシ=WinWinWIn)になっていない

経営哲学として三方良しは広く知られているところで、どこかに歪みがあると上手くいかないものですが、なぜかボランティアの世界では三方良しが軽んじられているように思います。

  • PTA 感謝も褒められもしないし、手作業で効率も悪い。平日に集まるのは勘弁して欲しい。そもそも強制されてやることではない!
  • 財団:利益は抜いていると思うが作業コストが大きいので人手も必要となる。
  • 協賛企業:モノを売る会社は抜けていってる感じ。代わりに保険屋さんが入ってくるなどコスト効率がモノを売る企業に取っては良くないのだろう。情報がないので完全に推測。

 PTAで強制参加がそもそもアカン原因だと思いますが、その強制参加に頼っているビジネスモデルとなっているのも問題。

イマドキな結論

イマドキPTAになろう!のコンセプト「子供たちの笑顔のために」に沿って考える結論としては、やりたい人たちが有志でやる、です。

ベルマークを集めて送って得られた預金で何かを買う、被災地や僻地の学校を支援するなど、子供たちの笑顔につながる活動だと思います。

また、保護者の中にもベルマークの意義に賛同している方もいるかと思いますし、コツコツ収集するのが好きな人も一定数いるかと。

強制参加をやめて有志でやるプロジェクトの一つとして、エントリーしてくれた保護者たちで続けるのがイマドキな解決策だと考えます。

ベルマーク財団側も手作業で検収していて処理が追いついていないようなのでのんびりコツコツと有志でやるのが正解。

 

廃止!やめてしまえ!ってならないのは何で?

現状では個人のベルマーク応募はできるけど報酬(預金)がもらえないようになっています。応募して報酬がもらえるのはPTA、老人会などの登録団体のみとなっています。恐らくベルマーク財団側の対応が人力アナログなので個人ごとの対応はやってられないからだと思われます。

その為、続けるならPTAという枠の中でやる必要があります。

ビジネスモデルを変えるべきでは?

変えるべきだと思います。いくつか改善案を考えたので、ベルマーク財団に送ってみました。反応があればご紹介します。

スルーされるかな??

 

 

 

 

とりあえず投票機能を作り始める

 2回に渡り、PTA総会について考えてみました。

総会参加率よりも投票率を上げることがまずは大事かなと。

そのために委任状をやめてMiley PTAアプリから投票できる機能を作ることにしました。

 

mileypta.hatenablog.com

 

mileypta.hatenablog.com

 

投票機能の概要

  • リアル総会とも共存できるようにPDFを添付するか、URLを貼って資料を見てもらう使い方がメインになりそう。
  • 簡単な内容であれば内容をアプリからの投稿フォームに記入してもらうのでOK。
  • 投票する項目を最大30くらい設定できる。
  • 投票する際には「賛成」「反対」のボタンをデフォルトで表示する。
  • 投票したユーザは確認できるようにする(投票済みユーザをリストにしてDBに保存)
  • 投票内容まで記名式にするかは検討中。必要?例えば反対票を入れた人を特定してコンタクトをとって理由を聞くなどのケースでは必要。反体制派を迫害する為に特定するなどがあると困る。うーむ。
  • 各項目にコメントを付けることができるべきか?まとめて一つのコメント欄にすべきか?
  • 投票結果を見れる人は?全員?エディター登録されている人だけ?投稿者だけ?
  • 投票結果をXMLCVSなどのファイルに落とせる必要があるか?たぶん必要。
どこまで見せるかで悩み中

誰が投票したかは記録しておいて見れるようにすべきだと思うが、誰がどのように投票したかまで記録して見せるべきか?は悩み中。

国政選挙などの投票では、選挙権の確認だけして誰がどこに投票するかは管理してない。世界の投票方式を調べてみてもだいたい同じ。

PTA総会をイメージすると、誰が何に賛成、反対なのかまでわかるのが現状なので、現状に合わせて全て投票内容を見える化するか?争いのタネになるのでやめておくべきか?わからん。匿名を選べるようにするか?

リアル総会とネット投票の共存

リアル総会とネット投票で2回投票できると困りますので、確認手段が必要になります。ネット投票は期日前投票としても使えるので、アプリで投票したユーザのリストをリアル総会で受付時に確認して頂き、未投票の人にリアル総会での投票用紙を渡すという手順でイケるはず。

アプリからの投票の期日をリアル総会の前日を締切日にしておくことで、リアル総会で投票後にアプリから投票も防げる。

アプリを使えば総会向けに個人情報を管理する必要はなくなる

PTA総会をアプリからの投票に一本化すると、リアル総会での会員リストは不要になります。他にも会費集金を会員からPTA口座に振込みで督促無し、支援金制度に変更することと合わせると、PTAが個人情報を持たないようにすることが可能になります。

保護者間や教員とのコミュニケーションはアプリで出来るので問題ないはず。

会費の集金方法変更や支援金制度への変更がハードル高めだけど、これからそのようなPTAへ変わっていって欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イマドキPTAになろう! 〜 総会参加率と投票率 〜

総会参加率と投票率

前記事で、総会参加率の高さ=会員満足度とはならないことについてまとめました。

mileypta.hatenablog.com

 参観や説明会などのイベントと総会を抱き合わせで開催すること自体はアカンとは言えません。開催側も参加する側もイベントまとめてこなせること自体はありがたいこととも思います。

しかし、総会参加率が高い=うまく回っているPTAですとなるのはやはりおかしいと感じます。

前記事で触れた宮崎のケースはとにかく総会参加率を上げることに特化してイベントを複数組み合わせて1日がかりのボリュームイベントになっています。これはかなり稀なケースと思います。

総会参加率が高いけどブラックなPTAの改善指標

任意加入や個人情報保護、会費からの公費負担、一人一役などの強制ボランティアが

残るブラックPTAで総会参加率が高いケースでは、PTA自体の信任度、満足度をアンケートする必要があると思います。総会参加率ではなく、保護者アンケートで現状に満足しているか確認した数字が無ければ良いPTAとして見ることはできません。

総会参加率が低い場合

他の多くのPTA総会では、委任状が多く参加率がかなり低いところが多そうです。もちろん、PTAの任意加入や個人情報保護、活動内容の見直しなどを進めて特に心配も不安も無いので委任状が増えているケースもあれば、旧態然としてブラックPTAのままであるところもあるかと思います。

この様な参加率が低く委任状が多いケースでは、総会参加率よりも投票率を上げて意思表示を明確にしてもらうことが重要と思います。

委任状では不満が無いのか関心が無いのか測れないからです。

また、運営側が好き放題できてしまうという懸念も残ります。

委任状をやめてネット投票にする

多くの保護者は忙しく、PTAにあまり関わりたくないというのが本音です。参観などと抱き合わせても総会には出てくれないところも多いようです。この状態では、いろいろ改善を図ろうとしても恩恵を受ける保護者に伝わりにくく信任を得られているかも測れません。まずは委任状をやめて意思表示を投票で示してもらえる環境に変える必要があります。

委任状を書いて提出するのと大差ないもしくは、より簡便な手法で総会議案への投票を行ってもらうには、ネット投票を使うことをオススメします。

Googleフォームを使うことで簡単にアンケートを作成できますので、書き方を総会議案への投票に見立ててフォームを作成することでネット投票として無料で使えます。

ただ、Googleフォームは作って集計してと少し手間ではありますので、Miley PTAアプリでも総会の議案投票の作成と配布、集計する機能を追加しようと考えています。

近いうちにリリースしたいと思います。

参加率より投票率を上げよう!

忙しい保護者の方に決まった日時に総会へ参加してもらうスタイルが今後も続くのはあまりイマドキであるとは思えません。今後は、ネット投票を主体にして、委任状をやめて保護者の投票率を上げていくことで、PTAの改善内容を保護者へ伝えて参加意識を上げていくスタイルがスタンダードになって欲しいと願います。

 

投票機能作るか.....