Miley'sブログ

PTAや保護者会専用サービス 「Miley PTA」、みんなのコミュニティサービス「MIleyこみゅ」を開発、運営しています。

イマドキPTAになろう!~ イマドキの活動内容になってる?~

活動内容をイマドキにすることが大事!

イマドキPTAに必要なこととして、任意の入退会、個人情報保護についてまとめましたが、もっとも重要なことは活動内容に多くの保護者からの賛同を得られていないものが多いところだと思います。そのために保護者の多くからの積極的な関与が得られない、無関心を生み出していると感じてます。嫌がられていることをさらに強制参加させられるのですから退会したくなる人が増えたり、そもそも入会したくないと言われてしまいます。

ここが解決されないと、「入退会任意が広まると会員が減る」、「会費が減る」という恐れが生まれて、軋轢が生じます。

 

PTAの活動内容って?

活動内容については各PTAで様々なものがあるかと思いますので、個別に精査するのは各PTAでやっていただくとして、活動内容を変えていくために必要なことをまとめていきたいと思います。

 

PTAの活動内容としては、おおむね以下のものがあると思います。

・学校行事の運営を手伝う

・子どもたちの健全育成に関する研究会、講演に参加する

・学校や児童・生徒の様子を地域に伝える広報

・登下校時のパトロール

・卒業式や記念行事のときなど、記念品を贈呈する

・地域の特性を生かした行事に参加する

 

などがあげられます。

これらは一見するともっともらしく見えるものばかりです。

ですが、昨今のいじめや不登校に対しては何もやらない様に見えます。

いじめや不登校による問題があまり認知されていない時期に固まった活動内容が引き継がれているために、現在必要とされていることに対応できていないと思います。

イマドキではないように見えます!

イマドキの活動内容って?

イマドキの活動でもっとも大事なのは、いじめや不登校問題への関与

個人的には、いじめや不登校の問題は「教育主体である保護者」が積極的に解決に関われる方が良いと考えています。学校や教育委員会のおじさん達を非難して頭を下げさせても良い方向に働いているような統計数値は出ていません。いじめや不登校が劇的に下がっているわけではないですね。教育委員会や学校の校長先生が頭を下げて再発防止に努めるという謝罪をテレビで放映しても、認知件数が増えてはいますが、プレッシャーを与え過ぎて逆にいじめの隠ぺいにつながるケースも出ているし、肝心のいじめや不登校を減らすことにつながっていないと思います。

そもそも教育委員会や校長先生などは、いじめの被害者や加害者から遠い存在です。教員にしても、見ていないところで起きているいじめに気づいて対処と言われても難しいかと思います。具体的な成果(いじめを無くす、不登校の原因を解決する)をあげるには、彼らに近い存在の大人たちが関わり方を変えていく必要があるはずです。自分の子供がいじめの被害者や加害者になる可能性もあるのに、なぜ保護者の集まりであるPTAでは何もしないのか?関わらないのか?疑問です。いじめの訴えを聞いた保護者がPTAに相談して、関係する子供たちの保護者で話し合うことで解決できるのが理想ではないでしょうか?

私の息子もアメリカ駐在時代にいじめというか嫌がらせにあうことがありました。しばらくの期間は息子も耐えていた様ですが、ある時ついに耐えきれなくなって泣きながら親に相談してくれました。その時は学校では何もしてくれなかった(加害者児童からの聞き取りはしてくれたけど)ので、自分で加害児童のお宅へ訪問して話し合いました。相手の保護者さんは日本人コミュニティの知人でしたので話し合えると考えていましたが、見事に逆切れされて「ウチの子はそんなことしてないと言っている!」「ウチの子の言うことを信じる!」の一点張りで喧嘩になって話し合いは決裂しました。私自身も息子の涙の訴えを聞いて冷静ではなかったこともあります。しかし、その日を境に息子への嫌がらせはなくなりました。

後日、相手の保護者さんから「あらためて聞いてみたら、やってたことを白状した」「申し訳なかった」とのお言葉をいただくまでは釈然としない気持ちで過ごしていましたが、その言葉で救われ無事に仲直りできました。

単なる一例にすぎませんが、学校や教員の方に責任を押し付けてもできることは限られています。子供の為に身体を張って守るのはやはり親しかいないと思います。また、保護者が行動を起こす方が解決が早くなると思いますし、重大な事件に発展することも未然に防げるかと思います。「子供に責任があるのも教育主体も保護者」という考えをベースにすべきと考えています。一人の保護者だけに押し付けるのではなく、PTAで保護者同士が助け合えることこそ、これからのPTAの存在意義ではないでしょうか?

私の場合は直接相手と話した為に、感情的になる場面もありましたので、間にPTAが入ってくれると冷静に話し合えたかもな~と思っていました。

学力向上の為に学校と協力

子供の学力向上についてもイマドキの問題と思います。子供を塾に通わせるより、学校教育の成果を上げる方が低コストで効率的なはずです。学校で過ごす時間の方が長いのですから、なんでそうしないのか?不思議です。塾で子供の時間と精神を削るよりも学校運営に協力して学習成果の向上に学校と一緒に取り組むことが必要では?と思います。

イマドキPTAを目指そう

今までの様にお母さん達が女中扱いされてコキ使われる様な活動はやめてしまって、真に子供の為になることにフォーカスした活動内容にすることが必要と考えます。

 

新しい活動をする為には、従来の活動を見直してイマドキではないものをやめていく必要がありますね。

今日はもう疲れたので別記事にします。