Miley'sブログ

PTAや保護者会専用サービス 「Miley PTA」、みんなのコミュニティサービス「MIleyこみゅ」を開発、運営しています。

会費の集金方法を検討中②

 

mileypta.hatenablog.com

 前回、会費集金のサポートを検討中と書きましたが、その後もいろいろ調べて検討してみて方針が固まってきました。

 

会費の集金方法

まず、会費の集金方法についておさらい。多くの学校PTAでは大きく3パターンに分類されるはずです。

封筒集金
  • 支払う側の一般保護者としては楽チンですが、現金を子供に託すというのが不安でもありますし、紛失や盗難のリスクがあります。
  • 集金する側の負担はかなり高く、支払った人、払ってない人、さらに非会員が増えてくると集金の対象外の人など、集金する側の負担は高くなるばかり。
  • 手数料は無しですが、負担が大きいし紛失などのリスクと負担が大きい方法です。
学校の口座に学校諸費と共に振り込み、または引き落とし
  • 利便性を考えるととても便利なのですが、学校の口座にPTA会費を混ぜ込んでしまうのでよろしくない方法です。
  • 学校職員が加入していない保護者会や育英会などでは取れない手段でもあります。
  • 口座振込や引き落としの手数料は、平均で220円くらいです。
PTAなどの口座に振り込み
  • PTAのゆうちょ口座に各会員が振込または、自動引き落とし登録を行います。
  • 口座振込や引き落としの手数料は、平均で220円くらいです。
  • 入金情報と会員名簿を照合して、支払い状況の確認を行うのが負担が大きくとても面倒です。

 簡単、低価格、安心な集金方法を実現するには?

ここから本題ですが、誰でも簡単に安心して、低価格(安い手数料)で使える集金方法を検討しています。

クレジットカードとコンビニ決済の併用を考えていましたが、クレジットカードは手数料3.75%が最低ラインで決済サービスによってはもっと増えそうです。また、クレジットカードの加盟店規約によると、手数料を支払い者に負担させるのはダメとのことで、会費支払いの手数料を会費の中から支払う必要が出てきます。

これが問題ないというPTAは良いのですが、会費が減るのは困るというところも出てきそうです。銀行振込や引き落としでは、手数料は支払う会員側が負担していますので、これまでよりも会費が減ることになります。また、クレジットカード自体の普及率が80%程度なのと、番号を盗まれないか?悪用されないか?という不安を感じる方もいることでしょう。

そこで、コンビニ決済だけでも良いのではないかと考えています。

払込票を送付する方法ではコストが高くなりますし、本来不要な個人情報(住所や電話番号など)が必要となってしまいますので、払込票なしで利用できるコンビニ決済方法を探していました。

ちょうど良さげなサービスを見つけて詳細を確認中です。APIも必要なモノが揃っていて、コストも安く抑えられそうです。

照合処理を簡単にするには?

単にコンビニ決済にするだけでは、誰が入金したのか?誰がしていないのか?という照合処理が残ったままになります。これを自動化するには、ユーザ情報と支払い情報をアプリ側で自動集計する必要があります。APIを使ったり、サーバを動かしたりと開発が必要ですが、なんとか作れそうです。

現在検討中の方法だと、アプリ側で自動集計して簡単!安心!を実現できそうです。

  • アプリの利用者=会員
  • アプリ利用者で支払った人
  • アプリ利用者で支払っていない人

PTA会員にはMileyPTAアプリを全員に使ってもらうという前提になりますが、アプリの利用者で会費支払いを行なった人、まだの人を判別して集計できそうです。

もう少し調査して、実装してテストしてとまだお時間頂きますが、実現に向けてガンバリマス。

 

 

 

 

 

会費集金のサポートを検討中

いろいろ要望のある中で、会費の集金を楽に安全にしたい!

というのが一番多いので検討することにしました。

 

決済方法

クレジットカード

クレジットカードの普及率は高くなっているけど、80%くらいなので使えない、使いたくないという人が一定数出ると思われます。

コンビニ決済

コンビニで支払うのであれば、ほぼ全ての人が支払い可能であろうと思われます。

ただし、払い込み標を送付したりするのは送料もかかる上に、手間もかかるのでペーパーレスで実現できる必要があります。

その他Payなど

様々なサービスや使える場所も様々と個別に対応するのは難しい。

 

まずは、コンビニ決済で伝票無しを検討してみます。

各保護者がコンビニで支払い、会費を一旦、Mileyの口座に集める。そこから一定期間の払い込み待ちをしてから、Mileyの口座から各PTAの口座にまとめて振り込む。

こんなイメージでいます。

 

決済代行サービスはいろいろありますが法人との契約しかできないので、PTAや公立学校などではまず契約ができない。(学校法人などはできるかも)

契約したとしてシステムを作ったりアプリやWebサイト用意しないといけないこと。

などから多くのPTAで利用してもらえる様にするには、Miley PTAで対応するのが良いのかなと考えています。

問題は、初期費用や月額利用料、手数料などですね。。。

 

 

「香川県のゲーム規制条例案パブリックコメント募集」にコメントしてみる

インターネットサービス関係事業者枠で応募してみようかなと。

ゲームは一日一時間で話題の条例案

香川県|香川県ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案についてパブリック・コメント(意見公募)を実施します

内容を見てみると
  • 子供がゲームやインターネット、スマホでLINEやYoutubeなどに夢中で将来が心配、親も困っているという様な背景や目的は理解できる。
  • 統計や医療的な根拠は何も示されていないのですが。現に、子供のゲームやスマホ中毒で困っている保護者も多いと思います。
  • ただ、「屋外で遊ばせろ」「eスポーツなどに安易に迎合するな」という内容もあり、これからを生きていく子供達に未成年の間だけそれらを禁止にしても良いのか?これからの子供達を育てていくべき、今を生きる大人の考えとしては悲しいです。
  • 「ネットフィルタを使って云々」って平成の中ごろの話。今はもっと便利なペアレンタルコントロールがあるのに。。。
  • また、香川県からのアクセスなら未成年者かどうかチェックして、使用時間を制限できる様にして欲しいという無茶な要望まで業界に押し付けようとしている。。。実質的な効果はなくサービス提供者の負担が増えるだけ。

ペアレンタルコントロールを知らない?

たぶん、これ考えた人たちも議員に要望している保護者たちもペアレンタルコントロールの存在を知らないのだと思います。

この様な法律での規制をされない為に、各メーカーは自主的にペアレンタルコントロールの仕組みを用意しています。

利用者が減ったりすると広告視聴数が減るなどの懸念があるのかどうか分かりませんが、GoogleAppleもあまり積極的にPRしていない機能ではあります。

任天堂だけは、テレビCMを頻繁に流してまでペアレンタルコントロールを宣伝しています。

任天堂 SWITCHのみまもり

スマホにみまもりSwitchアプリをインストールして、子供がSwitchでどんなソフトをどれくらいの時間遊んだ?とか、遊んで良い時間の設定などができます。

これは便利ですよ!

www.nintendo.co.jp

iPhoneiPadのスクリーンタイム

Appleもしっかり対応しています。どのアプリを遊ばせるか?ネットフィルターしたり、どのアプリをどれくらい遊ばせるかなどいろいろ設定できます。

大人が自分自身のスマホ中毒を制限する為にも使えますね。

OSの機能として用意されていますので追加アプリなどは不要です。

support.apple.com

androidGoogleファミリーリンク

こちらは、アプリとしてインストールする必要がありますが、機能としてはネットフィルターやアプリの使用時間制限など一通りの機能が揃っています。

play.google.com

 

将来、ゲームやネットの仕事を志す子供もいるであろうと思います。一律に条例で規制するのはおかしい。逆に、学ぶ自由を規制していることになりかねません。

条例などの法律で帰省するというのは当面は不要ですね。

香川県にコンサルしてあげたい。。。元香川県民としてとても心配。

ペアレンタルコントロール機能の利用を促進するのが大事!

これらのペアレンタルコントロール機能の存在、使い方を周知していくことがまずは大事なことだと思います。少し前の調査データによるとこの様な機能の存在を知っている人は30%もいないらしいです。また知っていたとしても設定が手間なのでやってなかったり、よくわからないので放置している人も多そうですね。

 

香川県の「ゲーム規制条例案」と「うどんの方を規制しろよ」

思わず連ツイしてしまった。

 

ゲームを禁止しても満たされない欲望を抱えてねじ曲がるか、抜け道を探したり、親の目を盗んで遊ぶ様になったり、親は監視するのがストレスになるし、親子ともにハッピーエンドはないんだろうなというのが実体験。

子供が興味を持っているゲームを理解して一緒に遊んであげるくらいが良いのかも知れない。ここまで進んだら宿題しとこか!って、キリが良いとこも分かるし。

 

紹介動画(学校への連絡を連絡帳からイマドキに!)

連絡帳はイマドキに変えられる!

Eメールは安心・安全?

メールをディスるわけではないです。

正しく知って使いましょうというお話。

 

メール(Eメールとか、電子メールとも言う) は、企業や学校だけでなく多くの組織や個人が利用していますね。PTAでも利用しているところが多いかと思います。

 

実はレガシーな古い仕組み

多くの人が使っているサービスなのだから安心安全だろうと思うのは少し違います。

メールには、SMTPPOP3, IMAP4という古い技術が使われています。これらは、メールをやりとりする際に使われるプロトコル(通信規約)です。

困ったことに、インターネットの広がり始めにまだハッキングやセキュリティなどが騒がれる前の考え方で設計されていますのでセキュリティがザルです。なのに、多くの利用者がメールを使っているために、抜本的な対策や入れ替えが進んでいません。というか手がつけられないようになっています。(ネットワークのすべての利用者のメール経路、サーバ変更やメールソフトの変更を同時にやらないとメールが届かなくなってしまうから)

 

封筒に入れずに手紙をやりとりしてる

メールの技術的な要点には、メールサーバと通信経路があります。

メールサーバを自分の家、通信経路を手紙が郵送される経路だとイメージするとわかりやすいかも知れません。

自分の家であるメールサーバにはいろいろセキュリティ対策を施すことができます。IDとパスワードでログインするようにしたり、位置情報を使ってどこからログインしたのかチェックしたり、端末の種類が違うと警告を出したりなど。

しかし、手紙が郵送される経路では古い方式のままなので、経路が暗号化されたり、メールを暗号化したりなどの処理は行っていません。

その為、多くのメールサービスでは封筒に入れていない手紙を送り合っている状態なのです。

 

現在でも、メールは外部に覗かれるリスクがあるから暗号化してやり取りするか、機密は書くべきではないという状況です。大企業の場合は、自社の他拠点とやり取りする際にはイントラネット(通信経路を暗号化して他者から覗けなくする)という対策をしていますが、他社とのやりとりではイントラネットを通らないので注意が必要になります。個人利用のメールサービスでは基本的に何も対策されていないと思います。

メールの添付ファイルについても同様に通信経路上で横取りされたり覗かれたりするリスクがあります。

また、POPではメールサーバへのパスワードも暗号化されず平文で送られていたりします。

 

暗号化対応も用意されてきているがあまり効果はない

POP3s, IMAP4s, SMTPs などのSSL対応したプロトコルも用意されてはいますが、これらを使っても暗号化できる経路は自分のメールソフトとメールサーバ間くらいで限定的な範囲となります。相手側も対応してくれないといけません。

確実にメールを暗号化して相手とやり取りするには、PGPなどでメール自体を暗号化する必要がありますが、公開鍵を使ったりするのは一般の利用では敷居が高いのでまず使われていないでしょう。

そんなに心配しなくても良いはず?

PTAや学校とのやり取りを狙って盗聴するハッカーや組織はおそらくいないとは思いますし、覗かれても金銭的、プライバシーに甚大な被害が及ぶような内容はやりとりされていないとは思います。

会員名簿などの住所、氏名、電話番号などのリストをメールに添付して送るのは個人情報の漏洩を招くリスクが高いのでアカンやつです。

メールは安心安全ではないという意識を持つことが必要です。

 

他にもいろいろ問題あり

届くかどうかは保証がない?

通信経路上で問題が起きた場合、メールを盗むようなヤカラがいた場合、その他もろもろの要因で、メールには到達保証性が担保できません。

フィルタされることも

受信する側のメールサービスによっては自動的にフィルタされてしまうこともアルアルな問題です。大事なお知らせがフィルタされて読まれていないというのをよく耳にします。

ウィルスを広めるかも

メールリストの誰かがウィルスに感染してメールリストの登録者にウィルスを拡散させるメールをばらまいてしまうという問題もアルアルです。

たぶん現実的な被害はこちらの方が起こりえます。

アダルトサイトにアクセスしてマルウェアなどに感染してしまうなど、メール起因ではない場合でも、拡散手段にメールが使われる場合が多いです。

もっとも重要な個人情報

そんな課題がアルアルなメールですが、多くの人に使われています。現状のネット社会では、氏名や年齢性別、住所よりもメルアドこそがもっとも重要な個人情報だと思います。

メールアドレスでいろいろなサービスに登録できますよね。

なので、メールアドレスは漏れない様に注意する必要がありますが、どこか一か所からでも漏れてしまうともはや手遅れです。

そのため、残る重要な情報であるパスワードは死守する必要があります。

パスワードの使いまわしはダメ!絶対!

いろいろなサービスで同じパスワードを使いまわしている人が実はたくさんいます。私もそうでした 😞

そのような人たちは、リスト型攻撃と呼ばれるハッキングの標的になります。私自身も過去に登録したLinkedInというサービスからメルアドとパスワードが漏れて → Facebookアカウントを乗っ取られてお友達にウィルスメールとか怪しい商材メールが送られまくって怒られた。

Appleのアカウントも乗っ取られてiTunesカードを大量に購入されていた。

などの被害を受けたことがあります。

クレジットカード登録しているサービスのアカウントが乗っ取られると金銭の被害もありますので恐ろしいです。私もクレカの明細を見てアセりました;)

 

パスワード変えるのメンドクサイ、覚えられない!

わかりみが深いです。私も同じでした。

そんなあなたには、パスワードを覚えなくても良い、イニシャルパターン方式をおススメします。

例えば、miley3150 というパスワードを普段使っている場合、

Twitter用: miley3150tw

Facebook用:miley3150fb

などのように、このサービスを2文字で表すならこれ!と自分で直感的に思いつく文字を追加します。3文字でも良いです。

これを実践するだけで、覚えなくても直感でパスワードを思い出せます。

どこかのサービスでメルアドとパスワードが流出したとしても慌てずにすみますし、被害をそのハッキングされたサービスだけに限定できます。

 

Miley PTAアプリは大丈夫なのか?

Miley PTAアプリでは、全ての通信はSSL対応で暗号化されています。メールアドレスとパスワードは別管理になっていますし、Googleの提供するアカウント管理サービスを利用していますのでセキュリティはGoogle並みです。ユーザのみなさまのパスワードは暗号化されて厳重に管理されているので、サービスの管理者である私も覗くことができないようになっています。